君の言葉は本当に伝わっているか?

みなさん、こんにちは!

本日も自分が影響を受けた本を紹介したいと思います

 

 

 

改めて今,読み返してみたのは,ライティングの必要性をひしひしと感じていること,そして,その難しさに直面しているからでした。

なぜ,ライティングが必要なのか?

それは,僕が,サラリーマンとしてのキャリアに停滞感を覚えて久しく,この先,生涯現役をサバイバルしていくには,どうしても書く力,表現力を手に入れる必要があると痛感しているからなのです。

これは,僕だけではなく,多くの中高年サラリーマンが抱える深刻な問題です。20年を超える仕事経験を通して培ってきた知識やスキル,心構えや行動パターンがあるにもかかわらず,これらは,社内にだけ通用する「社内価値」に留まります。社内においては,すでにその人となり,信頼を勝ち得てきている中で,なんとか使ってもらえているのです。ところが,一般市場にさらされるとなると,自分で自分の価値を表現しなければならない。「あの人なら大丈夫」という信頼を得るのには,自ら発信し続けなければならないのです。

ライティングの難しさは,まず,心理的抵抗,ココロのバリアにあります。自分のことをプレゼンテーションする厚かましさ,恥ずかしさを乗り越えなければならない。そして,それを乗り越え,たとえばブログやツィッターといったSNSに発信したとしても,なかなか読者がつかない。要は,「伝わる文章」を書くことができないのです。

本書では,”今すぐ使える秘蔵のメソッド20” 全10話が収録されています。
ここで,その20のメソッドを明かしてしまいます。
①だけしか
②選ばれてマス
③共感図
④アゲサゲ
⑤ごほうび
⑥ゲーム化
⑦喜怒哀楽
⑧続きはあとで
⑨ひとコマ目標
⑩あるない
⑪プラス新しい
⑫ひらめきスロット
⑬イメチェン
⑭カンタン解
⑮なりきり
スリーポイント
⑰ムリヤリルール
⑱永久指標
⑲なぜなぜ?
⑳なんすか力

「コピーライティングはセンスではなく,技術です」と主張する著者が,20年のコピーライターとしての経験で培ってきた技術が,ここに集約されています。しかも,この20のメソッドを再現するかたちで本書そのものが構成されているので,それはまるで,一流シェフのお料理教室で,料理法を学び,食事をいただく贅沢が味わえるのです。

⑭カンタン解とあるのは,「世の中の「ムズカシイ」を「カンタン」にすると新しいビジネスになる」というように,本書全般にわたって,難解なことがらがとてもわかりやすく表現されています。たとえば,”①だけしか”というのは,「影響力の武器」(ロバート・B・チャルディーニ著)において”Scarcity(欠乏感)”として,学術的にとりあげられている内容と同じなのです。

根底に流れている著者の思いは,”本書を通じて,少しでも,世の中に気持ちのいいコミュニケーションが増えることを願っています。そして,この本をきっかけにして,コピーライターとなり,その技術をビジネスや社会に活かす人が,増えることを夢見ています。”

ですので,副業が解禁となる今,中高年サラリーマンこそ,ご自身のために,そして社会のために一読し,実践してみてください。
そうすれば,あなたの言葉がかわり,世界がかわります。
”Change your word, change your world”